こんにちは!
夢見がちリアリストの本宮ゆに(@yu2_motomiya)です。
「全力プレゼン」シリーズも第4弾となりました。(一旦この辺で区切りにしようと思います)

『ザ・フォロイング』が気になる…!
あらすじ以上の踏み込んだ感想が聞きたい!
できれば…ネタバレなしで!!
そんな期待に応えるべく、安心安全のネタバレなしでお送りします。
『ザ・フォロイング』あらすじ
お決まりですが、公式サイトのあらすじを再度確認。
演技派の大人気俳優、ケヴィン・ベーコンのTVドラマシリーズ初主演作!復讐に燃える孤独な元FBI捜査官と、新たな凶悪殺人犯の死闘!
息をのむスリル&アクション&驚愕の展開の連続!殺人の美学を持ち、自身の信奉者=フォロワーたちを操って次々と殺人を起こす冷酷な殺人鬼キャロルに、ジョー・キャロルを孤独な一匹狼・正義に燃える、元FBI捜査官ライアンが挑む!
ネタバレを回避でき、かつ概要をうまく表したあらすじがないので補足をすると、
そんなキャロルを一度逮捕したことがあり、彼の妻と個人的な関係も持った元FBI捜査官ライアンが、彼の野望を阻止しようと奮闘する。
という感じです。とてもドロドロしています。
『ザ・フォロイング』がおすすめな理由3点
私がおススメするポイントは以下の3点です。
- アメリカ制作では珍しい重厚感のある雰囲気
- カリスマ殺人鬼の狂気具合がリアル
- ラブだけでないさまざまな「人間ロマンス」
順番に見ていきますね!
アメリカ制作では珍しい重厚感のある雰囲気
あまりアメリカらしくないドラマでした。重苦しさが一貫して漂う作品です。
アメリカの犯罪ドラマによくあるコメディや掛け合いを期待して見ると少しがっかりするかもしれません。逆に、とことん重厚感を味わいたい人にはオススメ!
イギリスの犯罪モノが好きな方にも同じような理由でオススメできます。
カリスマ殺人鬼の狂気具合がリアル
カリスマ性のある人間(キャロル)が凶悪犯罪者になることの恐ろしさがヒシヒシと感じられます。本人は勿論ですが、彼を信仰する周りの人間の異常さにも言葉を失います。
「カルト教団」と表現されていて、あくまで彼らはキャロルの「殺しの美学」に傾倒していたはずなのに、いつかキャロル自身に傾倒するようになっていくんですね。
それを分かった上であれこれ仕掛けるキャロルはある意味正気(洗脳されていないという意味で)とも言えるので恐ろしいです。
覚悟しておいて欲しいのは、人がおかしい頻度で死ぬということ。
正直話数が進むと「また人が死ぬのか…」と苦しくなりましたが、キャロルとその周辺の人々の狂気じみた実態を表現するのが目的だとすれば、演出としては大成功ですし、意味がありますね。
ラブだけでないさまざまな「人間ロマンス」
各要素分析でロマンスを★5と評価しましたが、これは何も恋愛に関してだけの意味で★5にしたわけではありません。
愛、憎しみ、妬み、忠誠、執着…作品タイトルにもなっている「フォロイング」という言葉の意味を考えさせられます。
メイン・サブメインのキャラクターたちはとてもキャラ立ちしているのですが、キャロルとライアン以外の人間模様もとても緻密に描写されています。
よくも悪くもとてもドロドロ。
私はクライムサスペンスを楽しむうえでドロドロした人間関係や安っぽいラブロマンスは苦手だと過去の記事で話してきましたが、この作品はむしろ「ドロドロした人間関係」がメインなので描写も作りこみも丁寧で◎
人間の本質に触れたい人は一見の価値ありです。
まとめ:あなたは何の「フォロワー」ですか?
- 人間性の本質に触れたい人
- カリスマ的な殺人鬼が絡むクライムサスペンスが見たい人
- 重いストーリーをじっくり味わいたい人
ちなみに続き物なのでハマると寝不足になりますが、個人的には見るのにとても体力がいるドラマだったので1日1話が限界でした。
あなたは何かのフォロワーですか?それともキャロル側の人間ですか?